アイアン据え付け家具で、室内空間をまるごと引き締める(塩尻市)
今回ご紹介するのは、一つの住宅内で複数のアイアンアイテムを設計・製作した事例です。鉄は高い強度を活かし、細く繊細なラインを表現できる素材。設計者・大工と連携しながら細かな収まりを調整し、黒を基調とした引き締まった空間に仕上げました。
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鉄×ガラスのFIX窓と片袖ドア
2階から吹き抜け空間を一望できるFIX窓と、ドア開口部の片側にガラスをはめ込んだ袖部分を製作しました。袖にも大きくガラスを設けることで、空間に抜け感が生まれ、光をしっかり取り込む設計に。
鉄フレームの細さを活かしたデザインとしながら、既存建具や可動ドアとの取り合いにも配慮しました。
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アイアン棚
「テレビの上にゲーム機を置きたい」というご要望から生まれたアイアン棚。 空間に合わせてサイズや納まりを調整し、大理石調の壁とも調和した印象となっています。
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勝手口の庇(ひさし)
勝手口まわりに設けた、日差しを和らげるアイアン庇(ひさし)。
鉄は耐久性に優れ、屋外環境でも長く使用できるため、庇にも適した素材です。 外壁の色味とも調和し、建物全体に統一感をもたらしています。
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スケルトン階段
住宅の中央に設けたスケルトン階段。ダークブラウンの木材と細身のブラックアイアンが組み合わさることで、空間をすっきりと引き締め、ほどよい重厚感を生み出しています。
フロアの中央に配置する階段だからこそ、色味や形状だけでなく、周囲とのバランスや収まりまで含めて設計意図に合った形で製作しています。
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住宅でアイアンを取り入れる際、当社が特に大切にしているのが安全性への配慮です。小さなお子様がいるご家庭では、元気に走り回る中で接触してしまう可能性なども踏まえ、形状や設置位置について事前にお施主様と確認を行っています。
鉄は強度と美しさを兼ね備える素材。だからこそ、住宅ではデザイン性だけでなく、安全面とのバランスも重視しています。
ポイント
勝手口の庇や棚、FIX窓など、住宅の中の細かな“欲しい”をアイアンで形にした事例です。
「ここにこういうものがあったら便利」「既製品ではサイズが合わない」――そんなご要望にも、オーダー製作なら柔軟に応えることができます。
